CCさくらちゃん達が肉になって帰ってきた件【アナログイラスト】

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イラスト講座
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すごいタイトルですがホラーな話じゃないよ!
カードキャプターさくらちゃん達のイラストを友達に送ったら、
お礼として高級牛肉が帰ってきたというお話です。

こんにちは、やぴ子です。
趣味とお仕事で絵を描いていて、公言もしていることから、
たまにプライベートでもイラストを頼まれたりしています。
今日はその中のひとつのお話です。
Twitter(@yapiko_blog)で発信したところ、反響が結構あったので、
作業工程などを記事にしてみました!

この記事はこんな人におすすめ

・普段絵を頼まれた人はどんなやりとりを経てイラストを完成させるのか?
・やぴ子の場合のアナログイラストのできるまではどんな流れなのか?

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きっかけは友人Aに結婚式用のウェルカムイラストを描いたことから

結婚を控えた私の友人Aにウェルカムイラストを依頼され、描かせてもらいました。
Aの結婚式にも出席し、同じく出席した友人Bがそのイラストを見て、
「私達のも描いてほしい」
と依頼をもらったのがきっかけです。

上のイラストが友人Bの結婚式ウェルカムイラスト。
人気ゲーム“牧場物語”風にというリクエストを元に描きました。

牧場物語のイラストタッチで描くのは初めてでしたが、楽しかったです。
依頼主友人にも喜んでもらえました。
このイラストを見て、友人B夫婦をあるキャラクターと合わせたイラストにしてほしいと依頼してもらいました。

友人B夫婦の希望は、
「カードキャプターさくら」のキャラと、自分ら夫婦を、CLAMP先生タッチ・世界観でイラストにしてほしい。
というものでした。

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まずは友人夫婦の頭身設定と構図打ち合わせ

方向性が決まったところで、後日自分なりのラフ案(=大体こんな感じにするよーというイラスト)を3パターン用意して友人に連絡。

下描きに入ってしまってから「こういうハズじゃなかった」ということがお互い無いように、ラフの時点で「視覚的に」数点提案して、相手に選んでもらいます。
依頼内容が「おまかせで」という場合にも、いざ「絵」でラフを見てもらうと、相手も「ここはこんな感じで」と要望が出てきやすいので、
この作業はとても重要です。

上の3つのラフ案を見た友人からは、案②の方向性「夫婦2人の頭身は大人頭身」で話が固まりました。
そして、新しい追加希望として、

  • どこかにキイロイトリ(※リラックマに出てくる黄色いヒヨコのようなキャラクター。友人はこのキイロイトリがとても好き)を入れてほしい
  • ケロちゃんとスピネル(共にCCさくらのキャラクター)を入れて欲しい

という要望が。
上記の追加要望を踏まえて、最終的なラフ案を提出します。

夫婦を中心に、さくらちゃん・李くん・キイロイトリ・ケロちゃん・スピネルが2人を囲み、お祝いしている感じになりました。
全員が持っている花とブーケを、リボンで繋ぎ合わせて連帯感が出るようにしました。

上のラフでOKをもらったので、いよいよ作画作業に入ります。

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画材を準備し、下描き

画材

いよいよ絵を描いていきます。
画材ですが、CLAMP先生の作品はアナログが良い持ち味なので、今回はデジタルではなくアナログ画材を使用します。

イラストの原画を直接あげた方が「物質的原画感」も楽しんでもらえますからね♪

使用画材
  • ケントボードA4サイズ(厚めの原稿用紙みたいなもの)
  • コピックマルチライナーセピア色(キャラクターの線を描くためのペン)
  • コピック(キャラクターの色を塗るためのアルコールマーカーペン)
  • ユニボールシグホワイト(白いインクのボールペン ホワイトとして使う)
  • その他:シャープペン、消しゴム

CLAMP先生は作品によって使用画材を変えていらっしゃるので、『CCさくら』の時のアナログ使用画材を調べました。
その結果ほんわかしていながらもしっかりとしたコスチュームデザインが際立つように、発色の良いコピックで塗っていきます。

下描き


キャラクターの線に関しては本当はつけペンでやりたかったのですが、コピックに滲まないインクが見つからず、今回はマルチライナーというコピック専用ペンで描きます。

人生で初めて描いたさくらちゃん。
見本資料は見ますが、
構図などは自分で考えます。
自分の作風と切り離し、
出来るだけ原作寄りになるように。
ケロちゃんは作画工数こそシンプルですが
顔のパーツがシンプルゆえに難しいです。
目の位置は描いては消しての繰り返しです。

この時点でもう一度友人に進捗状況を連絡します。
微調整をして、下描き終了したときの画像です。
背景のチラシが生活感丸出しですね笑
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ペン入れ、着色

ペン入れ

コピックマルチライナーの出番です。
下描きの線を練り消しや消しゴムで少し薄くしてから、ペン入れをしていきます。
マルチライナーは筆圧強弱は付けられないので、3本の太さの異なるものを使い分けてペン入れしていきます。

私は0.1、0.3、0.5 ㎜の3本を使っています。
キャラの外枠の輪郭は一番太い0.5で描き、細かい瞳の中などは一番細い0.1で描いています。


手前に配置されたケロちゃんとスピネルから
ペン入れし始めている様子。
その後に全体を包むリボンなどを経て、
奥の人間キャラクターたちを仕上げていきます。
ペン入れが終わったら、
丁寧に丁寧に消しゴムでシャーペンの跡を消していきます。
今回の用紙は厚くてしっかりしたケントボードなので、
消しゴムをかけたはずみに
紙がグシャっとなりにくいので助かります。
消しゴムで消し終わったら、全体のバランスを見て、
もっと線を太くしたほうが良いところなどを
描き足します。

着色

コピックで色を塗っていきます。

コピックとは

アナログでフルカラーのイラストを描くときに良く使われる色塗り用画材です。
ペンタイプの形で、左右にブラシが付いています。公式HP
中に入っているインクはアルコール系。発色が良く、乾きやすいので手軽に色塗りができます。
しかし、一本当たりの値段が高いので、欲しい色を全部揃えるとなると費用がかかります。

コピックにはシリーズがあり、「コピックスケッチ」「コピックチャオ」「コピッククラシック」「コピックワイド」などがあります。

私は比較的安価なコピックチャオシリーズを揃えています。
チャオシリーズでは展開の無い色はコピックスケッチを買い足しています。

最近は100均でもコピックのようなアルコール系マーカーが出ていますので、もっと値段を抑えたい方は100均のマーカーも探してみると良いです。
色数は少ないので、欲しいニュアンスの色が無かったらチャオで買い足しても良いですね♪

コピックの収納方法。私は100均セリアにあるSIKIRIシリーズをつかっています。スケッチもチャオも入ります。
マーカー系はペンを横にして保管することが好ましく、
また色を一目で確認しやすいのでとても気に入っています

私は塗る順番も大体決まっており、

肌色→髪→服や小物→背景 という順番です。 

これは、水彩絵の具で塗る時に「薄い色のところから塗り始めましょう」ということが念頭にあるため、自然とどんな画材の時もこの順番になっています。
単純に濃い色の部分から塗りだしてしまうと全体のバランスをみて調節がやりにくくもなるからとも言えます。

個人的に肌色を塗っている時が一番楽しいです

仕上げ

だいぶできてきました。

目の中の光や、髪のツヤなどのいわゆるハイライトというものを、白いインクのボールペンで書き足していきます。
修正液でも良いのですが、修正液ペンはペン先が太いものが多く、細かい作業には向いていないです。
ユニボールシグホワイトというボールペンを愛用しています。
コピックのインクに混ざることなくしっかりと発色してくれますし、細かい作業もお手の物。

コピックメーカー純正のホワイトもいつか試してみたいです。

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完成、送付

完成!

完成しました。
友人に完成の画像を見せたい気持ちを抑えつつ、完成したことと納品方法を相談。
最終的に 宅配便で送ることにしました。
この作品の送り方は、ヤフオクイラストの発送方法の項目と同様です。

後日、嬉しい連絡と共に、2人の新居に額縁付きで飾ってくれている写真を送ってくれました。
夫婦共に喜んでもらえたようで良かったです。

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後日、あのさくらちゃんたちが…お肉になって帰ってきた!?

今回のイラストは無償で贈るつもりでした。


友人からは依頼時に「もちろんお金は払うから!」と言ってもらっていましたが、
友人個人が楽しんでもらう(=ビジネスに使用するものではない)ためのものであり、
何より版権キャラそのものを描いてお金をいただくわけにはいきません。

報酬費用振り込みは丁重にお断りしましたが、「せめてものお礼がしたい」と言ってくれて、
友人の地域で有名な高級牛肉「飛騨牛」をと提案してくれたので、ありがたく受け取ることにしました。

ということで、すき焼きにして家族でおいしくいただきました。
脂が甘くて今まで食べたことがないような柔らかくて美味しいお肉でした!

友人よありがとう!

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