バイク長期放置で不動車に!修理費8万といわれたが2万円以内で復活できた話

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やってみた
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バイクを野ざらし放置を3年しました。すっかり動かなくなったので、業者に修理を見積もったところ、8万円はかかるといわれました。それをなんと2万円以内に大幅節約したいきさつをご紹介します。

もくじ

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8万円かかるといわれたわけと、実際は2万円以内で済んだワケ

うんともすんとも言わないバイク。

ヘタに手を付けて、爆発したらどうしよう…こわい!
そうだ、ネットで調べたバイク屋さんに全部丸投げで修理してもらおう!
5万円くらいあればなんとかなるだろう!

ネットでバイクの修理業者を何件かピックアップして、メールと電話で相談をしました。
年式・放置年数などを答えました。
できれば5万円くらいで何とかなればいいなと思っていることも伝えました。

そして、ネット上のバイク修理業者さんからいただいた回答は、

「現物をみていない状況なので、おおよその予算ですが、8万円、もしくはそれ以上はかかりますね。
5万円くらいでの修理は無理かと思います…」

8万円かかるといわれた理由は、
バイク工場への往復レッカー代(関東圏内の往復)と、プロが見てみないと何ともいえないので予算を多く見積もったものと思われます。

しかし、私はもっと安く修理して復活させる道をあきらめませんでした。

そして、その後なんと2万円以内で復活させたのです。

なぜ2万円以内に収まったのかといいますと、

・自分で取り寄せられるパーツは自分で買い、付け替えて工賃もタダにできた部分がある

・バイク屋さんは近所のバイク屋さんに自力で手押しで(動かないから)持って行ったうえで、必要な個所をプロに見てもらった

というのが結論です。

この記事でわかること

・放置したバイクを復活させたい場合の相場

・私のバイクメンテナンススキルレベル・知識レベル

・復活相場をふまえた上で、なるべく低予算で復活させるためにわたしがやったこと

・実際はいくらかかったのか、その費用と内訳

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私のバイカー歴とメンテナンスレベル・知識について

やぴ子のバイク歴

バイク歴①
中学3年生の時に「キノの旅」というラノベと出会い、二輪車での旅に憧れを持つ。

バイク歴②
原付免許だけなら1万円以内の費用で1日の学科試験だけでとれることを知り、免許取得する。
実家は田舎なため、バイク通勤にも大活躍。

バイク歴③
上の白いバイクは、ズッコケたために修復不可能な傷が多すぎたため、あえなく廃車に。
新しくベンリィCD50(現在乗っているバイク)を購入。

そして放置バイク、3年放置して、気づけばエンジンもかからない不動車に。

結婚後もこのバイクを実家から持ってきたものの、引っ越し先は交通の便が良く、ほとんど使わなくなり、放置バイクになって3年が経ったのでした。

メンテナンスレベル

免許を取ってから、自分でバイクにやったメンテナンスといえば、洗うことと、ガソリンスタンドでガソリンを入れることだけ。
原付は車検もないので、ノータッチ。
オイル交換・空気圧チェックは、バイクを買った地元のバイク屋さんでいつもやってもらっていました。

つまり、洗車ぐらいしかしていません。あとは日々運転しているだけです。

点検して不調があれば、地元のバイク屋さんにすべてお願いしていました。

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3年間カバーもなく無残にも南向き軒先に放置

乗らなくなってしばらくは100均で買ったシートをかぶせていましたが、それも劣化しました。
100均カバーが劣化して処分してからは、なにもカバーをかけず、軒先に放置。
日当たり良好の場所に丸ごと放置していました。

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3年放置したバイクの復活費用は一般的にいくらかかるのか

乗らなくなって放置した結果、動かなくなったバイクの復活費用

ネットで軽い気持ちで”放置バイク 復活費用”と検索してみたところ、

5万~10万かかる

とありました。
一度放置してしまったが最後、この価格を知って、そのまま手放す人も多いようです。

放置して動かないバイク、こんなところが壊れてるかも!

放置している期間・放置している場所・放置している状況(カバーはかけているか、バッテリーは外しているか)によって壊れている部分や深刻さは変わってきます。
私の場合は、
・3年放置
・軒下に野ざらし
・バッテリー外さずそのままバイクについたまま

上記のような放置具合でした。
放置具合としてはかなりヤバイです。
事故車のように過度な衝撃はかかっていませんが、どこが劣化していてもおかしくはありませんでした。
案の定、次のようなところが壊れていました。

私のバイクは、ここが壊れていた!

まず、エンジンがかかりません。
エンジンがかからないので、電気系統も一切点きません。
おまけに、タイヤも空気が抜けているので取り回しも重たいです。
また、野ざらしのためメッキ部分にサビが目立っていました。

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バイク修理のうち、自力でできることを考える

どんなことなら自分でできそうだろうか。
  • 見た目の部分①サビを落とす・②シートを補修する
  • バッテリーの部分→新しいバッテリーを購入し、付け替える
  • ヒューズの確認→切れていたら交換
  • オイルの交換→エンジンがかからないのでバイク屋さんに任せる
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いざ!道具とパーツをそろえて、主婦が自力で修理!

車体を洗車

シャワーで軽く汚れを落としてから、市販の車洗剤をつかって洗車しました。
簡単な汚れは落ちましたが、代わりにサビの箇所などがよくわかるようになりました。

サビ落とし

スポークやリアキャリアなどに見るからにすごいサビが見受けられました。

普段はクレ556を吹き付けて終わり!なのですが、

かなり頑固なサビのため、新兵器を導入しました。

スプレーをすると、独特なにおいがしました。
そして、みるみるサビの部分が赤紫になっていきました(軽くホラーです)
しばらく放置したあと、綺麗に水で流しました。

サビの中には、一度スプレーして水で流しても、すっかり綺麗にはなりませんでした。
その場合はもう一度スプレーしました。

上の画像、左がスプレー前、右がスプレー後です。
サビがとれただけでも、とてもいい感じによみがえった感がでますね!

シートカバー修繕

このように、シートの負荷がかかる部分がピリッと破けてしまっています。
裂け目が小さいので、補修シートで対応します。

シールになっているので、好きな大きさにカットして貼るだけなので簡単でした。
そのうち、もっと余裕が出てきたら全面的に革を張り替えたいです。

バッテリー交換

自分のバイク車種+バッテリー交換 でネット検索したところ、同じ車種を自分でバッテリー交換している方のページ、と、いくつかの動画がみつかりました。


どうやらバッテリー交換は自分でもできるくらい簡単なことがわかりました。
工具も特別なものはなく、プラスドライバーのみで大丈夫そうです。

新しいバッテリーも、何というメーカーのを買えばいいのかもわかり、アマゾンで安価で購入できることもわかりました。

インターネットのちからってすげー!



↑充電済みなので、バイク側の配線が壊れていなければ、付け替えたらすぐ電気が付くはず!

CD50のバッテリーは、ここを手でパカッと外すと丸見え!

埃だらけ!

感電したら恐いのでゴム手袋装備で恐る恐る作業します(*´Д`)
バッテリーを外すときは、マイナスから外します。
これだけはどのサイトや動画でも注意する点として強く書いてありました。
マイナスを外してから、プラスを外します。

ネジを外し終わったら、サイドのこのゴムバンドを外してバッテリーを取り外します。

左が新しいバッテリー、右が付いていたバッテリーです

あとは新しいバッテリーを、外した時の要領で取り付けます。
取り付けるときの順番は、取り外した時とは逆に、
プラスから取り付けて、マイナスを最後に取り付けます。


10分かからず安全に終わることができました。

これで電気系統はオッケー!キーを差し込んで電源をオンしてみよう~♪

しかし、このあとキーを回しても、電気系統はつかず、ニュートラルランプも点かなかったのです・・・!

バッテリーは充電済みなので、考えられる要因を調べたところ、「ヒューズが飛んでいないか」をチェックすることに。


ヒューズってなに????

ヒューズとは

ヒューズ(英:fuse )は、定格以上の大電から電気回路を保護、あるいは加熱や発火といった火災事故を防止する電気・電子部品である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とにかくうちのバイクにもついている大切な部品で、劣化したらヒューズが飛んでしまい取り換える必要があることがわかりました。

ヒューズ交換

バッテリーが復活しても、電気系統が復活しないときは、「ヒューズ」というところがきれてしまっている可能性があるらしい。
ということで、再度バイク車種+ヒューズ交換でネット検索。

ヒューズはバッテリーのところに配線がありました。

この黄色いところにヒューズが入っている

ヒューズを確認しました。
黄色いところを開くとヒューズのS字のような線があります。
これが繋がっておらず、切れていると交換になります。
私のは幸い、ヒューズに問題はありませんでした。

ヒューズが問題ないとしたら、これ以上電位系統に関しては素人目では厳しいです。
いったん保留にして、ほかのメンテナンスに移ります。

オイル交換…は結局見送りに。なぜならエンジンがかからないから。

次に、オイルが酸化しているので、オイル交換をします。
今までは近所のバイク屋さんにお願いしていて、自分ではやったこともなかったオイル交換。

しかし、ネットで調べてみたところ、これも自分でやれるうえ、自分でできるようになればかなりの工賃節約になることがわかりました。

純正の新しいオイルはネットで簡単に買えるし、古くなったオイルは、専用のキットにいれたらなんと燃えるゴミにだせちゃうのだとか!




ししししかーーーし

エンジンがかからないため、オイルを温めることができないので、自分でオイル交換は、今後バイクが復活してからやりたいとおもいます。

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バイク屋さんに低予算で修理に出すために

近所のスーパーの近くに、バイク屋さんがあることを発見していました。
そこまでならば、たとえバイクが動かなくても、手押しでいける距離でした。
車通りの少ない住宅街しか通らなくていいのが幸いでした。

ただ、本田専門店ではなかったので、事前にネットで確認の上、電話で事前に問い合わせしました。
店主の方は、快く引き受けてくれました。

手押し車ですがヘルメットをかぶらないと怪しいかなとおもい、乗れないバイクを手押し車でいどうさせつつ、メットをかぶってバイク屋さんにむかいました。

お店では店主の方がいて、先ほど電話したこと、バイクの状態をお話しし、見ていただきました。

ここで、ダメもとでまたキーを回してみたところ、なんとニュートラルランプが付き、エンジンもかかりました!
どうやらちょっとした接触不良だったようです。こでれ電気系統は復活です。よかった…!

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放置バイク修理にかかった最終的な予算

3年野ざらし放置した結果、動かなくなったバイクの修理にかかった費用は、
合計で16,084円でした。

費用の内訳は、
①自力で修理代(0円)
+
②ネットで購入したパーツ代(3814円)
+
③自力でできない部分をバイク屋さんに任せた工賃(8400円)
+
④バイク屋さんでのパーツ代
(2755円)
+消費税1115円

①~④までの合計です。

レッカーから修理からすべてを一律業者に任せていたら、8万円かかるといわれた費用が、
自分でやれることはやったら、1万6千円台になりました。

私の放置バイク、ここが修理が必要だった!

修理が必要だったところ

・シートカバー(破れている)
・サビ(全体的にサビが出ている)
・バッテリー(バッテリー切れ)
・ガソリン(古いので、入っていても交換が必要)
・エンジンオイル(古いので、酸化しているので交換が必要)

私の放置バイク、ここは大丈夫だった!

大丈夫だったところ

・各電球
・タイヤ
・配線関係
・ブレーキシュー
・タンク内サビ
・チェーン交換

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動くようになったバイク、いまではアクセサリも強化して大復活!大活躍!

現在は快適なバイクライフが復活し、更に様々なアクセサリもつけたので、実用性が向上しました!

その内容はまた別の記事でお話しようと思います。

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不動放置バイクを低予算で修理したい場合のまとめ

・自力で直せるところは直す。まずはネットで調べるべし!

・良心的な近所のバイク屋さんに相談する

・それでもかなりの修繕費がかかるなら売ることも検討し、手放すことと復活させること、自分にとっての納得の行く方を選ぶ

【今回自分で購入したもののまとめ】

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